作品名

金沢城公園・河北門・いもり堀

設計

石川県

受賞

2011 IES/Award of Merit 2011 金沢都市美文化賞2011 シテイ・ピープル・ライト3位

所在地

石川 北陸地方

竣工

2010年

カテゴリ

公園・広場

概要

金沢城は、その中心となる城の大部分を130年ほど前に消失してしまい、長い間荒れ果てた石垣と門が残されたままになっていた。

今回、金沢城の正門と外堀の復元と共に、周囲の石垣を加えた金沢城へのライトアップが完成し、ようやく、金沢城の在りし日の広大な城のスケールを目の当たりにできるようになった。石垣には3200Kのセラミックメタルハライドランプ70W広角配光の投光器を使用。投光器具の上部に上方への光を70%カットする遮光板を取付け、石垣の上にある原生林に極力光が当たらないようにした。

歩道照明は、石垣が際立って見えるよう、柵の支柱の上部にオリナナルデザインのLED4Wを2灯入れた照明器具を2m間隔に取付けた。光の出る開口部は幅12センチ、高さ3.5センチ、前面に取り付けたスプレットレンズで光を3.5m×2m幅に広げ歩道面を照らしている。照明器具は昼間は柵の一部に同化して見える。

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