作品名

常在寺

設計

翠雲堂、アタカケンタロウ建築計画事務所、岩城

受賞

2016 IES / Award of Merit

所在地

東京 関東地方

竣工

2015年

カテゴリ

宗教施設

概要

16世紀はじめに創建された由緒あるこの寺は、都心の住宅街の一等地に建つ。五重塔の落慶を迎えるにあたり、都心生活者に増えた夕方始まる法要時に周囲に寺の存在を明らかにする明かりが求められた。人通りの多い道路からは本堂の屋根だけが見える。本堂の屋根に4.5mポールに取付けた70.5WLED,15°配光,3000K狭角投光器2灯で左右から投光し、寺の存在がわかるようにした。ポールは最小限の高さを実験で決め、樹木の近くに立てて存在が目立たないようにした。 4.5mポールには、 35.5W, LED, 15°配光,3000Kの狭角投光器2台も取り付け、本堂の左側に新たに作られた五重塔の屋根と屋根上の飾りを照らした。 LED19.2W~12.0W,120°配光,2700Kの床埋込器具で墓地の中に建つ五重塔の各層の軒裏を照らし、調光で屋根上への投光照明の明るさとのバランスを調整した。 夜間、ライトアップされた五重塔が道路から見えることで、墓地の間の通りの陰気さが払拭された。参列者が本堂を出た時一番に目に入るのは、大切な家族の一員である動物たちの納骨堂である。夜でもお参り出来るよう、内部にLED19.2W 35°配光2700Kの調光可能なLEDを設置した。 住民の生活道路となっている墓地の間の通りは、周辺の住宅に光が入らないよう細心の注意を払った。ゴールド色とシャンパンゴールド色をミックスしたLED3.0Wイルミネーションを植栽に取り付け、明るくなりすぎず、住民に親しまれる歩道照明とした。